今日の工房 

週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2009年12月17日(木)

ドライ・クリーニング法あれこれ。拭き取る、吸い込む、吸着する、削り取るなど、資料の傷みの程度や紙の表面の粗密度によって使い分ける。ドライ・クリー ニングは、物理的な汚れを除いて見栄えをよくするだけではなく、大気中の塵や埃に含まれた有害な酸性物等を除く効果もある。作業全体の中で最も手間を要す る工程の一つだが、洗浄や脱酸性化処置の効果や仕上がりにも大きく影響するため、時間をかけて丁寧に行う。

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