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週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2009年05月11日(月)

大判ポスターを収めるための保存容器を作る。棚から引き出し易く、かつ容易に持ち運びができるよう取手を四方に付けている。また一辺が2mと大型のため、補強を施した堅牢な作りの箱に仕上げている。

2009年04月23日(木)

デザイン画を収納するブックマット。サイズがバラバラな為、マットの大きさを統一し資料に合せて窓マットを作製した。そのまま展示にも使用でき、重ねて保存箱に収納できる。

2009年04月02日(木)

巻子用の仕切り付保存箱を作る。元の木箱も一緒に収納するため、仕切りを設け巻子を入れる側には軸受けと中蓋を作製。木材からの揮発成分の影響を考慮して、ガス吸着機能をもたせた新きりなみ仕様となっている。

2009年03月18日(水)

版木を収納するシェルボックス。取出し易く強度をもたせたいというお客様のご希望に応えて、三辺に立ち上がりをつけ印籠型に改良した。資料名が一目で判るカードホルダーを付けて完成。

2008年11月28日(金)

アルバムに貼られた写真への手当て。酸性度の高い元の台紙から剥がし、中性の台紙に三角コーナーを使って貼り直す。新しい台紙とガス吸着性ボードのマウントを丸ごとエンキャプシュレーションし、元のアルバム表紙とともに保存容器に収納した。

2008年10月10日(金)

お客様のご希望にあわせて作製した様々なオプション。上記以外にもアルカリに敏感な染織品やテキスタイル向けの3F仕様(無酸、無アルカリ、無サイズ)など、多岐にわたるオプションを用意している。

2007年03月14日

いろいろな保存容器に貼られるカードホルダー。保存容器の材料と同じもので、お客様の要求と箱のサイズに合わせて作る。書誌事項等を書いたカードを、直接箱に貼らずに、抜き差しして使える。

2007年02月06日

大型の保存容器を作る。現在では、ほとんどのパーツをCAD連動カッターで切り出すが、要所のパーツは押し切りでのカットのほうが良い場合がある。立ち上げ部や底板の補強、内壁の無酸・無アルカリ化の後に完成。巨大な羽毛布団が収納される。

2007年01月10日

デジタル化のために解体された和本の丁を、再製本せずにバラバラのまま収納する保存箱を作る。箱の中で丁が動かないように不織布のタトウを組み込み、平紐で固定する形式を考案した。

2006年11月09日

既設のスチール棚に填め込み、前蓋を開閉するだけで、収納した長封筒サイズの文書を取り出せるアーカイバル容器を–というお客様のご注文に応える。内部に二段の棚をつくり、それぞれに仕切を入れたことで、ゆがまない丈夫な箱ができた。

2006年07月31日

出土品の繊維製品資料を入れる容器。繊維の染料等に影響を与えないように、台差し型の内箱の内壁は3F(無酸・無アルカリ・無サイズ)ボードで覆う。この箱を5つ重ねたものをまとめて収納できる箱に入れて完成。

2006年04月06日

お客様の現場に出かけての収納作業。100本近い巻子をドライクリーニングして保存容器に収納する。巻子専用に作ったクリーニング装置は、形状に沿って撓むネットと、先端に柔らかいブラシを着けた掃除機。清潔に作業を進行できる。

2006年03月24日

平安時代の絹織物を入れる大型の保存箱を三人がかりで作る。芯材にはハニカム構造の板を使い、外壁はpH 8.0台の弱アルカリボードにしたが、絹と接する内壁は全て無酸・無アルカリ・無サイジングの厚紙を貼る。

2006年01月31日

紙焼きの写真資料を縦に並べて整理・保存するための箱を作る。利用のために検索しやすいこと、棚から引き出しやすいように平紐の把っ手も、というお客様のご注文に応える。

2006年01月18日

戦時期のガラス乾板を入れる保存用容器を作る。割れているものもあるため、平置きで、乾板サイズに合わせたシンク(凹み)を持つフレームを作成し、フレームを重ね、全体を一箱に。箱は蓋と一体型で、前のフラップが倒れる構造で、出し入れが易しい。

2005年12月22日

細かい仕切のついた多段トレーの棚はめ込み式アーカイバル容器を作る。既製の棚の奥行きや幅に合わせて設計した容器は、前のフラップが開くために資料が扱いやすい。

2005年08月30日

全長が3メートルを超える長尺の箱を作る。定寸のアーカイバル・ボードを継いで、歪みが生じないように3人がかりで組み立ててゆく。蓋も同じように作成して、桐箱なみの安定した小環境(minimum environment)を形成する大型巻子箱が完成。

2005年08月16日

多段トレー付きアーカイバル容器。既存の棚のサイズに合わせて作成された。前のフラップが上下に開き、中のトレイを別々に引き出すことができる。仕切もお客様の希望に添って作る。

2005年06月20日

絹織物を入れる大型の被せ蓋式保存箱を作る。絹はタンパク質であり、使用されている染料は酸にもアルカリにも敏感で、変質・変色しやすい。一般に、テキスタイルを長期に保存する容器は、接触する容器の内壁を3F(無酸・無アルカリ・無サイズ)にすることをお奨めしている。

2005年05月18日

お雛様を入れる保存容器。入籠(いれこ)形式で、それぞれの箱を、順次に重ねて組み入れると、最後は一箱に全部が収まる。また、雛を出した箱を積み上げ、毛氈を被せると、そのまま雛壇になる。

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