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週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。

2011年01月20日(木)

大量の単語カードをまとめて被せ式保存箱に収納。カードを分類順に収めていく中で空いた空間に筒型状のスペーサーを挿入。こうすれば被せ箱の大きさを揃え られるので、棚にすっきり収納できる。大量の資料も煩雑になることなく整理・保管が可能。スペーサーは大小様々に作製できる。

2010年11月19日(金)

社団法人倫理研究所様所蔵の中国製土偶5体を一箱に入れる。棚に収納したままでも取り出し易いように棚はめ込み式保存箱に。土偶を等間隔に置き、箱の中で 移動したり倒れたりしないように土偶の土台と同じ大きさに穴を開けた仕切り板を被せる。仕切り板の一番上には引っ掛かりを付けて、土偶が抜けることを防い だ。

2010年10月01日(金)

大判青焼き(シアノ)図面を収納するため、特注のアーカイバルクリアホルダーを作製した。超音波でシールドしたシートに間紙とガス吸着シートを挟み、これを筒箱に収めた。角型に作られた筒箱は、収納スペースに合わせて平積みや縦置きができるのが利点だ。

2010年09月16日(木)

鉄扇を入れる容器。現状の保存を改善するため、錆の原因となる大気中の腐食ガスを吸着・中和する機能を持つフィルムを容器に組み込む形式を考案した。扇型にくり抜いたシンク型トレイで鉄扇を固定し、スライドさせれば展示も可能。扇に直接触れずに移動することができる。

2010年08月19日(木)

箱の身より蓋の方が高い被せ箱。重量のある作品を出し入れしやすくするため、身の背丈を低くし、蓋の中にすっぽり入るようにした。持ち上げた時に蓋が落ち込まないよう、蓋の内側にストッパーを付けた。

2010年07月22日(木)

掛軸を巻かずに平らに伸ばしたまま平置き保管するための大型容器を作製。内箱底部分に両端の軸先を固定するための平紐を取り付けた。また掛け紐(掛緒)が くる位置に留め具を付け、引っ掛けられるようにした。これで資料が箱の中で動くことなく、また巻き癖がつかない形で保管する事ができる。

2010年07月01日(木)

本に被せるポリエステル製ブック・ジャケット。アメリカ議会図書館考案「Boxes for the Protection of Books」 のものを参考にして作成。今回はレッドロット現象が進んだ革装本資料に対し、天地の小口から破片や粉がこぼれないよう蓋を付けた。これにより、他の資料に 汚れが及ぶことを防ぎ、表紙を直接触らずに扱うことが可能となる。また、蓋の挿入部のフィルムは二重構造にしているため、表紙表面を傷つけることはない。

2010年04月30日(金)

一枚ものの大きい図面資料を収納するため1300mm×900mmという特注サイズのアーカイバルクリアホルダーを作る。紙力が弱った資料でも薄い不活性ポリエステルフィルムで挟むことで資料を傷めることなく取り扱える。脱酸性化処置ができない資料のためガス吸着不織布が挟み込んであり、保護性・長期安定性が向上した。

2010年04月15日(木)

大型の絵画作品を収納する保存容器を作る。形は台差し箱であるが、平紐を箱の上側で結び、垂直に立てて保管できる。箱内部にL字スペーサーと綿布団を取り付け、彫刻が施された装飾額装を包み込む仕組みになっている。

2010年03月25日(木)

髷をかつら台ごと収納するための大小さまざまなつづら式保存箱。小さいサイズのものは、長さの違うヒモを十字に取付け、蓋上部で結び目が重ならないようにした。側板が簡単に外せるので、収納したものを安全に取り出せる。

2010年03月11日(木)

軸受付き保存容器の制作。掛軸の太巻き2本を並べて収納できるタイプのもの、軸径が非常に小さい巻物を資料サイズごとの仕切り付トレイに入れ、まとめて収納する等々。最後の写真はテキスタイルを中性紙管に巻き収納できる特注保存箱。

2010年02月25日(木)

長辺が1.5m以上ある陣羽織を収納する大型保存容器を作る。箱内部は二段構造となっており、上段は羽織が入るテキスタイル向け仕様の取っ手付きトレイ、下段は羽織に関連するパネル等の付随資料を収納することができる仕切付スペースで構成されている。

2010年02月18日(木)

新聞、楽譜、小冊子など、大きさや材質が様々な資料群。修補や脱酸性化処置を行ったあと、弊社製アーカイバル・バインダーに収納する。シェルボックス(夫婦箱)型の本体形状は、外部からの塵芥の侵入を防ぐ。また、資料を入れる不活性ポリプロピレンのリフィルは長期保存に適したものを使用しており、保存性と閲覧のしやすさを兼ね備えている。

2010年01月14日(木)

中性ラベル用紙で作成した様々なデザインのラベル。保存容器にラベルを貼ることで、資料の表題や出納番号などの書誌情報が一目で識別でき、分類や管理の方法などの固有の要件に合わせて柔軟にカスタマイズできる。

2009年11月27日(金)

弊社製保存容器の堅牢さを示す一例。ガラス乾板用保存箱は、近頃メタボ気味のスタッフが直接乗っても保存容器としての形状を問題なく維持している。

2009年09月10日(木)

本の閲覧や展示のために使われる書見台( Book support )を作る。傾斜を調整することができ、本を開いた際に適切な角度で保持することができるよう工夫されている。本全体を支えることができるため、背やノドにかかる負担を軽減することができる。

2009年08月27日(木)

漫画やデッサンの原画を収納する仕切付き保存箱。彩色してありアルカリに敏感な資料が多いため、1枚ずつ3Fフォルダーに挟んで入れる予定である。また、持ち運びやすいように箱の前後には取手を付けた。

2009年07月22日(水)

デジタルビデオカセット(DVC)用の仕切り付保存箱。目録順に整理作業をしながら 保存箱に収納できるよう、カセットの磁気テープのサイズに合わせて可動式の仕切りを つけてある。

2009年07月08日(水)

海外への輸送用のガラス乾板フォルダー。台紙と乾板を固定するシンク、そして中身がわかる窓付の3層構造にしてある。縦置きのガラス乾板保存箱に収納しカードホルダーをつけた。

2009年06月25日(木)

SP用レコード保存箱を作る。1枚ずつ3Fフォルダーにはさみ、アーカイバル封筒に収納。
検索しやすいようにジャンルごとに縦置の差込箱に入れ、まとめて取っ手付きの大型箱に保存した。

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