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今日の工房 2011年 6月
週替わりの工房風景をご覧ください。毎日こんな仕事をしています。
2011年06月30日(木)
東日本大震災の経験をふまえ、弊社では棚や大型器具の転倒防止、非常持ち出し品の見直しなどを行い災害対策を強化した。スタッフ全員に配られた非常食とヘルメットを目にするたび、心の備えも新たになる。
2011年06月23日(木)
HEPAフィルター(定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもつ)付き掃除機とコルゲート・ボードの箱を組み合わせて作成したドライ・クリーニングBOX。掃除機で吸引しながら作業するので、資料に付着したカビの胞子や塵挨を、周囲に拡散させることなくクリーニングすることができる。吸引口にはネットを張って、資料が吸い込まれないようにしている。→改良した製品はこちら。簡易ドライクリーニング・ボックス
2011年06月16日(木)
酒杯などの小型の資料を複数個まとめて一箱に入れるための保存箱。仕切りをつけ、各部屋の底面に綿布団を敷き(写真左から2番目)、更に上に綿布団を敷いて資料をくるむことにより、安全に保護・保管することができる(写真左から3枚目・資料はダミー)。使わない部屋にはスペーサーを入れて塞ぐこともできる。一箱にまとめることにより管理やアクセスもしやすくなる。
2011年06月10日(金)
被災資料復旧支援ボランティア・グループ「東京文書救援隊」のサポートメンバーとして、津波などの被害を受けた資料を利用可能な状態まで戻すための処置法を考案。シンプルな手法と入手しやすい機材を用いることで、専門的な技術を持たない人でも作業可能なシステムとなっている。詳細は、同隊のホームページで公開中。